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子犬のワクチン Part2

2016/06/28

ワクチンについて少しだけためになる話 Part2

好評でしたので連載です!
今回は感染症についてです。参考になれな嬉しいです。

感染症って何?

【感染症とは】

病原体となる微生物が、動物の体の中に入り込み増殖していくことを 感染したと言います。
感染したことによって、体の働きや仕組みにいろいろな障害が起こることを 発症したと言います。

こうした微生物によって引き起こされる病気を 『伝染病』 といい、移らないものは『伝染病』とは言いません。

感染症の病原体となる細菌やウィルスなどは肉眼では見ることはできず、光学顕微鏡や電子顕微鏡ででしか見れません。

ブリーダーさんから直接子犬を購入し、お迎えする前に必ず混合ワクチンを接種しますが、混合ワクチンには色んな混合ワクチンがあるのです。

混合ワクチンの種類

以前は子犬が産まれてワクチン接種時期になると、 2種混合ワクチンを打ちました。

この場合犬ジステンバー、犬パルボウィルス感染症の2種を言います。
これが最も発症確率の高い恐い感染症だからです。

現在では、製薬会社さんで混合されている種類は様々ですが、もっとも一般的な混合種類は5~6種混合ワクチンです。

5種混合ワクチンとは、犬ジステンバー、犬パルボウィルス感染症に加え犬アデノウィルス2型感染症、犬伝染性肝炎、犬パラインフルエンザを言います。
子犬の健康状態により違いますが、初回はこの5~6種混合ワクチンを選択する獣医が多いと思います。

注射器2

8種混合ワクチンとは、上記に3種追加されたものですが、この中には犬レプトスピラ病と言う 人 畜共通感染症 も含まれています。
現在では9種混合ワクチンまで整っています。

子犬の場合は1歳になるまで2~3回の摂取ですが、翌年からは年1回で大丈夫です!

以上は、現在一般的に行なわれている混合ワクチンです。

法令で決まっている必ず接種するワクチン!!

混合ワクチンとは別に 最も恐い、発症すると必ず死亡する人畜共通感染症でもある 狂犬病 があります。
これに対しては狂犬病予防法で法定ワクチンとして、ワクチン接種が義務付け られておりワクチンプログラムが終了し次第接種をして下さい。
その後は毎年1 回 受けなければいけません。

また、これらのワクチン接種後には、激しい運動や移動、シャワーなども控えないとなりません。
詳しくはかかり付けの獣医さんにご確認を・・・!

可愛いパートナーを守ってあげるためにも、毎年1回の接種義務を怠らないでくださいね!

病名・症状と感染経路

混合ワクチンの種類と予防できる病気

狂犬病  〔最強の感染症 哺乳類ほとんどに感染するため要注意!!〕

発症すると必ず死亡する恐ろしい病気です。人間にも伝染します。
日本では過去の病気ですが、海外では依然として発生しています。

症状は怒りっぽく何にでも 噛み付くようになり、のどの筋肉が麻痺するため昏睡状態に陥り、
最終的には死亡します。

飼い犬がヒトやほかの犬に噛んでしまった時は、獣医さんで約1ヶ月間1週間ごとに
検診を受け狂犬病に感染していないことを証明しなくてはなりません。

これは狂犬病の予防接種をしている場合で、もしも接種していない場合は 噛んだ犬は安楽死を免れません。

※狂犬病予防法により、必ず予防接種を受け登録をしてください!
感染経路 ⇒ 感染犬からの咬み傷

犬ジステンバー  〔犬の感染症に中で強いウィルスのひとつ〕
予防接種により数は少なくなっているとはいえ、現在でも周期的に発生しているウィルスで死亡率の大変高い病気です。

ジステンバーウィルスによる接触または飛沫感染で3~6日の潜伏期間の後、発熱・目やに・鼻水・くしゃみ・元気消失・下痢・運動障害があらわれたり・脳を冒されたりします。

※感染経路 ⇒ 接触感染・飛沫・空気感染

犬伝染性肝炎   〔アデノウィルス1型〕
アデノウィルス型の経口感染により特に幼齢期に発症し、突然死の原因となる病気です。

発熱・腹痛・下痢・嘔吐・扁桃腺の腫れ・眼球の白濁などなどの症状が現れます。

※感染経路 ⇒ 接触感染

スマイルわん店長からのアドバイス

当店スタッフ、ミニチュアシュナウザーのトァは9種のワクチンを接種しています。
アウト・ドアーが大好きな私は海、山どこへでも連れて行きたいと思ったからです。混合ワクチン9種にはレプストスピラのカニコーラ型、コペンハーゲニー型、ヘブドマディス型が含まれてあると獣医さんに説明を受け決定!でも最初、説明を受けてもレプトスピラ....?   かに甲羅型....?      何??

あまり理解できませんでしたけどね!(笑)

聴診器
犬伝染性喉頭気管炎  〔アデノウィルス2型〕
この病気単独ではあまり死亡率は高くはありません。

ほかのウィルスとの合併症により死亡率も高くなる伝染病です。

※感染経路 ⇒ 接触感染・飛沫・空気感染

犬パルボウィルス感染症  〔進行が早く急死に至る〕
 経口感染による伝染力の強い恐ろしい病気です。
下痢・嘔吐・発熱・脱水などの腸炎型、突然呼吸困難になり急死する心筋炎型があります。
一般的な消毒薬(アルコール。逆性石けんなど)は効かないため、塩素系消毒薬が使われ汚染した全ての物から感染する厄介なウィルスです。

※感染経路 ⇒ 経口感染

犬パラインフルエンザ  〔犬の伝染性気管支炎〕
パラインフルエンザ型ウィルスにより呼吸器症状出ます。

この病気は単独でそれほど死亡率は高くなく、ほとんどの場合軽く自然と直ります。
咳き・鼻水などの症状が現れます。但し、伝染力は非常に強いので気を付けましょう。

※感染経路 ⇒ 飛沫・空気感染

 犬レプトスピラ  〔アウトドアに子犬を連れて行くなら是非予防接種を!〕
レプトスピラという、らせん状の細菌がネズミの尿などから犬やヒトに移る病気です。

この細菌は水の中では長く生きるので、池、下水、汚れた川に犬が入り、粘膜や傷のある皮膚を通して感染します。
嘔吐・高熱・食欲低下から肝障害や腎障害、 横断・けいれん・昏睡・血便などの症状が出ます。

早期診断で抗生物質の治療可能な病気です。でも、症状が進むと尿毒症となり 数日で死亡することもあります。

動物からヒトに伝染するため愛犬が診断されたら 食器などの消毒、糞尿の処理方法に注意が必要です。
このレプトシピラ病は250種類以上の血清型かあるそうです。

その中でも感染のリスクが高いものは2~3種類でワクチンに含まれています。
★カニコーラ
★コペンハーゲニー
★ヘブドマディス
この3型を含み9種混合ワクチンとしているものもあります。

※感染経路 ⇒ 経口感染

 コロナウィルス   〔子犬時期の死亡率は高い〕
コロナウィルスの経口感染により、下痢・嘔吐の症状が出ます。
幼少の弱っている犬がパルボウィルスと同時に感染すると重症になるようです。

※感染経路 ⇒ 経口感染

感染症をもらわないように・・・!

☆1年に1回のワクチンでこんな怖い病気から守ってくれます!

大切なワンちゃんのために、必ず接種をしましょう。

 

-ちょっとだけためになる話 ワクチンと病気編