食フン
2016/06/28
自分のウンチを食べる!
ちょっと信じられないことのようですが、犬社会ではよくあることなのです!
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◆原因と対処方法 〈食糞癖の原因〉
いろんな原因があると言われますが、はっきりとした原因は、解っていません。
ここでは、いくつかの原因とされるものを例にあげてみました。
◎子犬の場合はまだ消火器がも発達のため、食べたフードのいい匂いがして食べてしまう
◎足りない栄養分の補給
◎いつまでも置いてあるのが嫌(キレイ好き?)
◎精神的ストレス(退屈、分離不安など)
◎食事の量が足りない(空腹)
対処方法 上記の原因に対しての対処方法です。 |
◆このウンチいい匂いがする!! |
フードを変えてみる方法を考える。 ドックフードの種類は数え切れないほどありますが、フードによってよく食べるような香り(合成香料)を使用しています。 合成香料などの入っていないフードを一度試すことをお勧めします。 |
◆栄養足りてますか? もしかしてお腹の中に虫が? |
ドッグフードが粗悪なものかどうかを確認する必要があります。 特別高価なフードでなくても良いですが、あまりにも安価のものは不安もありますよネ。 また、お腹の中に虫などがいる場合は、どんなに栄養価の高いドッグフードを与えても虫が全てを奪ってしまう為、一刻も早く獣医さんに診せる必要があります。 |
◆いつまでも置いてあるのが嫌 キレイ好き? |
ウンチをしたらすぐに片付けてあげて下さい。 排泄をしたら何も言わずにさっさと片付けます。 ウンチが無ければ、食糞をしようがありませんので・・・。 犬が食糞をすること自体は、特別異常行動でもありません。 (お母さん犬は子犬が排泄したら食べて片付けたり陰部をなめてきれいにしてあげます。) だからといって放っておけば、他の犬の糞を食べたりすることによって病気にかかる可能性もでてきます。 また、ウンチを食べた口でペロペロ舐められたら気持ちよくはありませんよネ! 早めにしつけておくことが、よいでしょう。 |
◆ストレス(別離不安、運動不足、退屈など) |
特に留守番が多い犬にに多く見られます。 飼い主さんはお仕事があり留守がちは仕方ありませんが、出来るだけ帰宅時には充分に褒めるようにして下。 お休みの時にはいつもより長めに散歩や、遊んであげるのも良いですネ! もともと犬は、群れで行動する特性がありますから、一人ぼっちの時間が長いと精神的なストレスを感じるようになります。 なるべく多くの時間、遊んだり、散歩したりと触れ合う時間が大切です。 |
◆フードは適量ですか? |
あまり考えにくい原因のひとつですが、単純に量を増やすことしかないと思います。 再度、現在食べている、フードの量を確認してみてください。 |
健康上問題がなければ、一番の方法は、『うんちをしたらすぐに処理してあげる』ことです。
うんちがなければ食べることは無いですし、トイレも清潔に保たれます。
しつけのポイント⇒何も言わずリアクションもせず素早く処理をする!
食糞しようとしている場合や食べているところを発見しても、叱らずに無言で犬を別の場所に移し、
すぐに処理するようにしてください。
「ダメー!!」など叱ったりしますとウンチを食べると注目されると思い込み、食糞癖が治らなかったり、
ウンチをすること自体が悪いと思い、隠れて食糞やウンチをするなどといった悪循環になりかねません。
叱ってしつけるよりも褒めてしつけていくことを、前提に考えるほうが良いと思います。
犬は怒られた意味がわからないことの方が多いということを覚えておいてください。
ウンチをし、食べなければおもいっきり褒めてあげてください。
◆知っておきたい犬の雑学
母犬は産まれたての子どもの糞を食べます!
もともと野生の犬は、横穴を掘りそこで生活していました。
その巣の中で子犬を産み育てていきます。
実は生後2週間位の子犬は自力では排尿、排便ができませんので親犬がそけい部を舐めて刺激しながら促していきます。
また、排泄されたオシッコ、ウンチは天敵が臭いによって来ないように、綺麗に舐めて処理をします。
従って、犬を含めた動物がウンチを食べたり、オシッコを舐めたりする行為はおかしな行動ではないのです。